自然と暮らしとものづくり

福島県奥会津三島町2017年度第1期生活工芸アカデミーの日々を綴ります

極寒のユートピア

東日本大震災から7年目の3月11日を、福島県で迎えました。

なんだか不思議なご縁です。

震災を含め2011年に重なった事件?をきっかけに、

それまでの世界(自分?)から大きく動き出すことになり、

歩み続けた結果として、今この奥会津三島町にいるのです。

 

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この7年間は、それまでの価値観を変えるようなそれはそれは素晴らしい、

かけがえのない出逢いと経験でいっぱいでした。

今ここで、こうしたワクワクした日々を送れているのも、

やっぱり東日本大震災が私にとってひとつのターニングポイントだったなぁ。

あの時の価値観の崩壊、世界や自分への懐疑、そこから始まった

自らの五感で真実を確かめるために動き出した冒険。

自分を取り巻く当たり前のような自然、暮らし、ヒト、モノ、情報を

掘り下げていく時間は、確実に私を豊かに、幸せにしてくれたと思います。

 

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そんな3月11日、浅岐集落で謝恩会がありました。

春の訪れを感じるこの頃、いよいよアカデミー修了も近づいているのです。

お世話になった浅岐集落のみなさまへ、感謝と交流の機会をいただきました。

 

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国民幸福度の高いブータン、には行ったことはないけれど、

浅岐、三島町って、もしかしたら近いのかもしれないなぁと、感じたりします。

山間部に位置する小さな町で、伝統文化・芸能・祭事や昔からの暮らし方、

そこに根差したものづくりが広く深く今でも残っています。

現代社会のスピードとは違ったような時間の流れ、

限られているような情報や機会、どこか緩やかな思考や行動に、

(あくまでも、今までの私が、勝手に感じているだけのもの)

最高な心地よさを感じると同時に、どこかでなんだか落ち着かない

焦燥感のようなものを抱いている自分もいるのです。

 

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人口1700人弱、少子高齢化で存続が危ぶまれる(ほぼ)限界集落三島町

もちろん課題が山積しています。

しかし、なぜだかここは、私が今まで知らなかった優しくて温かい何か、

に満たされているような気がします。

「排除」するのではなく、迎えてくれる優しさ。

「気づかない」のではなく、気にかけてくれる優しさ。

厳しい環境だからこその支え合いの精神。

誰かが助けてくれ、どんなことにも感謝する思いやり。

浅岐、三島町での生活は、私にすごく、すごく大切なことを教えてくれました。

 

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浅岐生活、アカデミーでの共同生活を通して、

幸福感度がレベルアップした、というか、敏感になった気がする。

考え方のチェンジに柔軟になったとか、マインドセットが上達したとも

言えるのかもしれない。

 

 

ひとつは、小さくて薄くて狭くて少ないものが、見えるようになったこと。

際、間、縁、枠、隙、の面白さを味わえるようになったこと。

日々私たちアカデミー生を支え、導いてくださった浅岐のみなさまは、

決して広く多くの世界を見ているわけではないし、幅広い人脈があったり、

膨大な知識や情報を持っていたりするわけでもない。

昔からの深い山、雪の中での生活は、得られる人もの情報は限られていたはず。

だからこそなのか、すごく小さな、キラキラした「幸せ」を見つけるのが

お上手なのです!

気付かぬうちに刻々と変化する自然環境、集落内のほんのわずかな変化。

観察力と洞察力が本能的に働くような、半ば動物的?な敏感さがあります。

同じ景色を見ているはずなのに、同じ時間を過ごしているはずなのに、

その中で見える情景や文脈、物語の濃さは、本当に限りなく豊かなもので、

ほんの少し、私もその世界観が共有できるようになれた気がしています。

変わらない風景も、繰り返されるような日常も、カーソルを変えて

どんどん掘り下げていけば、楽しみの終わりなんて永遠にないんだろうな♪

 

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もうひとつは、気持ちをコントロールすること。

あらゆるものが限られているからこそ、その中で生きていかなければ

ならない窮屈さや諦めなようなものもあります。

正直きれいごとばかりではありません。

集落内にも共同生活内にも、人間同士のいざこざや不調和のようなものがある。

その中で起こる衝突やトラブルに対して、自分の感情をぶちまけて、

怒って機嫌を悪くして、相手が悪いと責めたりすることで、

一番苦しく損するのは本人だ。

他人を変えることは、難しい。

 

もしかしたらトラブルだと感じ、機嫌を悪くしているのは自分という単体の

価値観から判断した、至極勝手な感情なのかもしれない。

そうした時、「流す」「認める」「許す」というような、もしかしたら

悔しく苦しいかもしれない対応をするという選択があるのだ。

 

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我慢する、なんてしんどいから、流す。

相手のせいにするのではなく、自分が楽になれるよう、自分を省みてみる。

それが実は、小さなコミュニティで、田舎暮らしをするときに、

他人と共同生活をする上で、すごく重要なポイントになるのかもしれない。

気に入らない、嫌なところばかりに目を向けるのではなく、

いいところ、好きなところ、尊敬するところ、楽しいことを

自発的に積極的に見つめていく。

 

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どうしたら「自分にとって」心地よくなるか、思考を変える。

相手にこうして欲しい、なんて期待も、実は自分勝手で一方的な

押し付けでしかないのかも。

相手がどうするか、決めるのは相手の価値観だ。

それが自分のそれと合っているかの結果に過ぎない。

思い通りにいかないのではなく、起こったことを自分がどう解釈するか。

自分とは違うもの、として好奇心を持って目を向けられたら、

見える世界が倍になって、なんてお得で楽しいではないか。

 

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合理性ではなく、周囲の感情で物事の良し悪しが決まっていく。

そんな不確定な、説明できないような不安定なことを認められない自分。

日本人の良くない傾向として取り上げられる「同調圧力」。

でも、実際の小さなコミュニティでは、一定程度それが最適な方針だと今は感じる。

そして、ここには、一部その同調に納まりきらない事や人があっても、

寛容で、少々投げやりな、優しさと思いやりと転換から、

どんなものでも許して認めてくれる懐がある。

 

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縮小していくことで、濃度は増していく。

浅岐という小さな小さな集落で、何気なく繰り返される他愛ない日々の営みは、

グローバル社会で複雑に交錯する人間関係の縮図で、

これからの時代を生き抜く最強にシンプルで重要な技を教えてくれたのだ。

 

もしかしたらネガティブに感じる部分があるかもしれないけど、

そんなことはなくて、「幸福感」ってこうやって高めていくのかもを

教えてくれた浅岐。それが、心地よさを感じる温かくて優しい何かの正体。

 

浅岐で過ごせた11か月は、本当に本当に幸せでした。

自分的には、ちょっと丸く、ちょっと柔らかく、ちょっと大きく、

ちょっと豊かに成長できたと信じてますww

これからの人生に必ずや活きてくる、宝物がいっぱいです。

浅岐と、みなさまと出逢えたことに、心からの感謝。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

高清水の伝統行事

 

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膨らみ始めた桜の蕾を発見♪

雪国にも、確実に春が近づいております^^

ダウンコートを脱ぎたくなるような春日和の本日、

高清水集落で昔むかーしから続く伝統行事を見学に行ってきました。

 

 

ひな祭りを終えた3月4日、無病息災を願い、

手作りの紙雛を川に流す無形民俗文化財指定「雛流し」が行われます。

 

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3月2日の宵節供に、各家庭の女子が家の女性の数だけ紙雛を作ります。

キレイな千代紙で包まれた、日本髪のお雛様。

ご家庭によって色とりどりの装飾が施されています。

かつては貧しさもあり、ひな壇や雛人形などがなく、代わりに髷の種類、

帯やかんざしなど、家々で少しずつ装飾が異なる個性ある紙雛が作られた

という背景があるようです。

 

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なかなか複雑な作りだな。。特に頭。

この作り方は高清水で伝承されているようで、

作り方を知っている人は限られているようです。

紙雛は3日の節供菱餅を添えてひな人形と共に床の間に飾り、

家によっては赤飯なども供えたりします。

 

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高清水集落には、中学2年生の男の子がひとりいます。

彼が木箱を持って各家庭を回り、紙雛を集めていきます。

 

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集めた紙雛は、三島町を流れる只見川に流されます。

 

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青空が広がり、春を感じる暖かい休日午後、

50体程の紙雛たちがぷかぷか、ゆるゆると只見川を下っていきました。

 

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今年も健康で、平和な一年でありますよう。

 

 

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また、少し前になりますが、2月7日夜高清水で大きな数珠を持って

各家庭を回る「百万遍」が行われました。

これも集落の子供が行う習慣なのですが、この日上記の彼が当日発熱で

急遽やる人がいなくなってしまいました。

区長さんを中心に集落の有志が集まり決行することとなり、

なんと見学に行った私もちゃっかり参加させていただいちゃいました。

 

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15件前後の家を訪ね、玄関先で家の方々を含めたみんなで大きな数珠を

「なんまいだ、なんまいだ」と唱えながら3回まわします。

江戸時代以前から受け継がれる木でできた数珠は、途中に3つ大きな数珠があり、

自分のところにその部分が来た時には、持ち上げて頭や身体に付けます。

この数珠には、魔除け、厄除け、疫病除けの意味があり、

数鎮魂・追善・豊穣・除災等の思いが込められているようです。

 

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これが、なかなかすごいスピードで回すのですww

もたもたしているとすぐ数珠が自分のところで渋滞してしまう。

これだけの回数をやらせていただいたので、かなりご利益ありそうだな。

 

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今回は大人一同でまわりましたが、各家庭で来てくれた子供への御礼に、

お菓子やちょっとしたお小遣いを用意しておりました。

夏に山車曳いて、休憩所でもらえるおやつみたいの感覚かな。

 

三島町内でもご縁がないとなかなか訪問する機会が限られ、

未知だった高清水集落の各家庭(の玄関先)にお邪魔させていただき、

集落の雰囲気や温かい人柄など、新しい三島町に触れ合う機会となりました。

 

 

「待つ」ことの楽しみ

 

Waiting

 

 苦手かも・・・

 

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303214424j:plain 猫アレルギーな私


確定申告の時期ですね。

三島町は個人申告が多いので、役場の担当部署の方が期間中に各集落を回り、

相談にのりながらe-Tax申請のお手伝いをしてくださいます。

それが、なんとも、たいへん、、、効率が悪いのです><

書類が整理できていなかったりで、ひとりにかかる時間がとんでもない。

10人弱の処理で、3時間弱の待ち時間。

いや、はや、卒業制作に追われる今、なんとも時間がもったいない。。

 

後程、三島町各集落を回っている役場の担当者と、

実はそんな自分の胸の内を話していると、

「三谷(間方、浅岐、大谷)の方々は、本当に辛抱強いですよ」とのお声。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303214509j:plain 凍み大根(時期が遅すぎて失敗に終わる)

 

ちょっとイライラしている自分と、黙ってただただ待ち続けるご近所さんたち。

たぶん、なかなか順番が回ってこないことに気をもんでいるのは、私だ。

「待つ」ことに気をもんで、ひとりイライラして損しているのは、私だ。

「待たされている」のではなく、ごくごく自然の時間の流れに対して、

私が、勝手に、イライラしている??

気分を害している私、ちょっとかわいそうだぞ。。

と、もしかしたら、自分の時間感覚で、ひとりで勝手に損しているのかも

しれないなぁと、気づかせていただく機会になりました。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303214756j:plain パン屋さんがないから、自分で焼くこの頃

 


スタートダッシュが大事だし、どれだけ周囲より先手がとれるかで結果が変わる。

課題を見つけたら、アイデアを思い付いたら、すぐ行動に移す。

結果がダメだったら、原因分析、再考、方向転換、再アタック。

クイック!クイック!!

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303214843j:plain 醤油麹。TKG(卵かけごはん)にオンすると最高♪



こうしている間にも、寿命に向けた生きている時間はどんどん経過している。

そう考えると、この瞬間だってなかなか貴重なものなので、

少しでも有意義に活用したいと思ってしまうのだ。

自分から行動を起こしたり、働きかけることで得られるものならば、

積極的に動いていきたいと思う。

一方で、どんなに自分が頑張っても、積極的に動いても、

どうにもならないことがあることだって、知っている。

自分ではどうにもならない事態は、運命とかいうものによって、

なるようにしかならないし、なるようになるのだ。

しかし、しかし、、、いつどうなるのか分からないことに対して、

結果を天に任せることは、なんとも無責任な気も、してしまう。

だからつい、どうなるのか分からなくても、その中で何とか今の自分に

できることがあるのではないかと探り、ジタバタともがいているのが、自分だ。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303215024j:plain 麹とふすまで発酵な、お漬物

 

1年の半分弱を雪で閉ざされる雪国山里の三島町では、

雪が降ると本当に何もできない。

動植物の動きは一切止まり、春の訪れまでの長い冬が始まる。

そういった自然環境の影響からか、土地柄か、三島町会津の人?は、

「待つ」ことに対して寛容な印象がある。

冬の間は「何もできない」ことが普通で、ただただ春の訪れを、

辛抱強く「待つ」のだ。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303215724j:plain にんまり幸せ広がる、甘酸っぱい木苺ジャム

 

地面から山菜や若葉が芽を出し、虫たちが動き出し、獣たちも目を覚ます。

風がフワフワと流れ、雲が穏やかに漂い、そよそよしゃんしゃんと

音も香りも踊り出す。

春を大変喜び、歓迎し、ものすごい活力で行動が始まる。

そんな三島町の春は、エネルギーに溢れ、感動が舞い乱れている陽気だった。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303215945j:plain 大葉は乾燥させてドライハーブへ

 

 

「何もしない」ことは、時間のロスで、「無駄」で「もったいない」時間

だという自分の認識。

「待つ時間」は、「何もしない」時間なのではなく、

その先の明るく柔らかく温かい何かに繋がるための時間だとしたら、

その「何か」に想いを馳せて、「何か」を楽しみに、

ワクワクと過ごす時間だとしたら、「待つ時間」は

なんとも豊かで楽しい時間なのだろう。

少し先の甘い未来にイメージを飛ばし、妄想を存分に味わう至福の時間。

なんとも贅沢ではありませんか。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303220157j:plain 手間をかけて灰汁出しした栃餅


年始に帰省した時に、東京で流れる時間に、

なんだか浦島太郎になったような、言葉にできない変な違和感があった。

自分だけが、ぽっかりどこか異次元の時間軸から来たような感覚。

不思議な幸福感に満たされた三島町、浅岐での暮らしに、

今まで自分が生かされてきた環境とに、何か強烈なギャップのようなものがある。

今まで形成してきた、だいぶ偏った「常識」(なんて定義はない、と思う)

からは、この時間の流れに、正直(まだ?)時々不安に駆られることがある。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303220413j:plain 川からの頂き物の岩魚さまたち

 

課題が見えて、改善点が見えて、やるべきことがあっても、

物事がなかなか進展しないもどかしさ。

 

のんびり?ゆっくり?緩やか?遅い?

 

時代のスピードに、取り残されちゃうんじゃないかと(勝手に)

ハラハラしないこともない。

なかなか見えない動きに、じれったさを感じてしまうこともある。

これで、大丈夫なのかな??

そわそわ。。ソワソワ。。。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303220624j:plain ぷくぷく、プチプチ、醸り中のお酒


先ばかりが気になって、リスクはなるべく潰したくて、

時に自分が立っているところ以外の石橋を全部叩き割ってしまったり。

だいぶせっかちさんで、結果を急ぐ短気ちゃん?な私は、

この時間の流れがちょっと怖い。

そして、ものすごい憧れのようなものがある。

「待つ」ことが自然で、待つことでしか結果が表れない時間の流れ。

これが三島町の時間の流れ(の一部)なのだ。

土地が変われば常識が変わる。

時間流れだって、当然土地に合ったものがあるのだ。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20180303220818j:plain ヨモギはもぐさへ、どくだみはお茶へ


春になれば、雪の下から、あらゆるものが自然と動き出す。

それを知っている、深い雪の中で暮らす三島町の人。

だからこそ、じっと、じっと、それを信じて願って楽しみに、「待つ」。

 


「待つ」ことを、楽しむ。

 

 

これって、もしかしたら、最高に人生を楽しむコツなのかも。

 

 

おーけー自分。

ちょっとスピードダウンして、「待つ」ことを楽しもうではないか。

 

 

※写真は、待つことで楽しみが出来上がる、

 三島生活で出逢ったり、満喫している発酵、加工品でした~。

 

 

 

 

 

 

逃げる2月

 

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まだまだ深い雪の中の三島町、浅岐ですが、

陽射しに春の気配が含まれるようになりました。

天気が良い日は雪の結晶がキラキラキラキラ、目が明けられないほど

一面が真っ白に輝いております。

 

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何かのご縁でブログに訪れてくださいましたみなさま、ありがとうございます。

お久しぶりの更新になりまする。

なんと、今日で2月が終わっちゃう!

あまりに放置しすぎたこともあり、

豪雪に埋もれて生き埋めになっているのではないかなどと、

近頃ご心配のメッセージを相次いでいただいてしまいましたww

 

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生きています。元気です!

近況報告(言い訳?)をしますと、雪かたしとものづくりに忙しくしておりました。

いよいよアカデミーの卒業(3月20日)が迫って来て、年明けから

終了に向けて卒業制作に取り組んでおります。

3月17・18日開催の全国編み組細工品展にて展示をする予定となっており、

それに向けての作品づくりが佳境を迎えております。

そのため、黙々と、ひたすらに、焦るように、、、ものづくりに取り組む毎日。

時間が足りない~。

 

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と言っても、その間にも冬の三島町の面白いところを掘り下げ活動も

しているので、色々報告したいことが溜まっています><

しかしながら、これだけ贅沢に、存分にものづくりにだけ没頭できる

時間が貴重なので、今は卒業制作に集中をしようと思っています。

 

ご心配をいただきましたみなさま、ありがとうございます!

 

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さて、2月上旬から中旬にかけて大雪が降り続く日がありましたが、

毎日5時起きで真っ暗な中、雪かたしをがんばっていました。

そしたら、なんと、体脂肪が5%、体重が2kg落ちたの!!

4年間週4くらいでジムに通っても、全く変化しなかった体脂肪と体重が、

3ヶ月弱のジョセササイズで効果出た!

(この報告をしたころの雪は、今見るとだいぶ少なく感じますねー。)

 

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今年は例年よりちょっと雪の量も多かったようで、

雪は地元のみなさまには大変厄介もののようですが、

この雪かたしの恩恵、実は結構あるように思うのですよ。

90歳近い腰の曲がったおばあちゃんまで、浅岐ご近所のみなさまは

毎朝まだ真っ暗な内から外に出て雪かたしが始まります。

スノーダンプとスコップでわっせわっせ雪を投げる

(浅岐を流れる大谷川が雪捨て場)のですが、

腕も背中も腹筋も足腰も使う全身運動です。

かなりの運動量で、はじめの頃は全身筋肉痛がすごかったし。

 

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スノーシェッドにできた3m弱の氷のカーテン(でっかいでっかい氷柱の塊)
外が見えないくらい覆いつくしています。

 

厄介な雪だけど、かたずけないことには家から出れなくなるので、

やらざる負えない雪かたし。

これが、三島町にお元気な高齢者が多いひとつの要因だと思うのです。

雪が降ると畑仕事もなくなり、家に籠ってものづくりをするしかなくなる

冬ですが、ルーティンの運動が必然的に用意されている!

健康のためにはとっても素晴らしい運動デス。

 

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もうひとつ、お元気高齢者が多い要因かもと思われたのが、

三島町はやたらと栄養ドリンク率が高いのです。

農作業の休憩に、ご自宅お茶会に、あらゆる場で珈琲感覚で

栄養ドリンクが出てきます。

スーパーでもダース売りがすごく安く売られている!

栄養ドリンクって首都圏の疲れたサラリーマンとかが主要マーケットだと

勝手に思っていましたが、こんなところにも大きな需要があるのですね。

知らなかった~。

なんだかあまり体に良いものではない印象があり、

こういうものを飲んでまで頑張ることはしないという方針でしたが、

おじいおばあが美味しそうにぐいぐい飲んでちゃきちゃき農作業しているのを

見て、なんだかすごい宣伝効果を受けてしまうのでした(笑)

たくさん集まって応募したけど、当選結果来なかったな~。。



とまぁ、他愛ない報告になりましたが、アカデミー卒業に向けて

全力投球でものづくりに邁進しております毎日なので、

もうしばらく適当に、適度に見守っていただけると嬉しいです。

落ち着きましたら、だいぶ後追いになりますが、

あれこれ報告をさせていただきたいと思っておりますので、

しばらくブログの更新が滞ることがありそうですが、

ご了承いただければと思います♪

 

 

金山町のものづくり

 

三島町、金山町、昭和村、柳津町、只見町、檜枝岐村南会津町

7町村で奥会津

 

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そう言えば、昨年末にお隣昭和村のからむし織が伝統工芸品指定となりました。

 

奥会津編み組細工で伝統工芸品に指定されているのは、三島町で作られたものに

限定されますが、他の町村でも昔から暮らしの中に編み組がありました。


各町村によって、少しずつ技やデザイン、材料や思想等も異なるようなのです。

自分の編み組細工の幅を広げるためにも、たくさんの技や経験や人や地域や情報に

触れて、良いものは積極的に取り入れて自分のものにしていかなきゃね。

と、お隣金山町のマタタビ笊作り講座に潜入してきました。

 

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三島町マタタビ細工が、逞しくて力強く野性的なのに対して、

金山町のマタタビ細工は、とっっっっても繊細で上品なのです。

ヒゴもふんわり柔らかい肌の白さや丸みがセクシー。

笊のカタチや編み方の模様が複雑なのも特徴です。

どちらがいい、どちらが優れているではなく、どちらも個性的で素敵なのです。

 

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何がその差を生み出すのか。

今回一番印象に残ったのが、金山町では編む前の「デザイン」と「計算」を

綿密に行っていることでした。

ヒゴの長さ、幅、型のサイズ、立ち上がりの角度、縁の太さ等、

出来上がりのイメージを電卓を叩いて割り出し、材料を均一に揃えてから

編み始めています。何やら難しい計算式に頭がクラクラしちゃう…

 

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材料となるヒゴの作り方も、幅ぞろえの道具が三島町とは異なっていました。

両刃のカッター刃をオリジナルで加工したもの。

切れ目がササクレ立たなくて、細い幅のヒゴが作れるのが魅力的です。

 

 

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複雑な編み方は全部図式化されており、ノートにまとまっておりました。

まるで織物とか刺繍のような図面です。

すべてご自身で編んでみて、解いて編んで解いて編んでを繰り返して

研究を重ねて編み出した図面。

 

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そうなのです。

今まで出会った正確で繊細で高度な技術の作品を作る工人さんに共通しているのが、

「観察力」と「研究心」、そして「耐久力」の3点。

そして、そのこだわりと視点が半端なく(大雑把が好きな私基準)細かい。

(そしてA型のことが多い傾向?)

 

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ぎゃーーーーーーーーー!!!

 

感覚と成り行きと勢いで、ある程度その場合わせで適当に

(そして痛い目に会うことも十分経験して知っているはずなのに…)

進めていく自分の性格から、一番遠く感じているところであったりするのです。

性格を言い訳にはできませんが、こうなれる自信が、ない(笑)

 

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絶対的に、敵いません。

と言うか、この努力は、たぶん自分は苦手。ムーリーーー。

頑張ることはできても、しんどくて続けられない。

 

と言うことは、苦しく頑張ってここを目指すのではなく、

自分が無理なく続けられる、この方々ではできない私のやり方のいいところを

伸ばしていけばいいのだ!

ストレングスファインダー参照ww)

 

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なんて、都合の良いように捉えて、前向きに編み組細工に向かいます。はい。

それでも、やっぱり、こんなに繊細で複雑で美しい笊が作れるのは目標だな。

ちょっとでも自分らしく、楽しく作れるように努力します。

 

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楽しく作ること


オシャレな作品、ステキな作品、感動する作品、心ときめく作品

三島町でも金山町でも、編み組細工以外だって、

良いモノが生まれるところに共通していることは

「楽しい環境で、健やかな心で作られている」と言うことだと思います。

 

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金山町には伝統工芸士はいません。

代わりに、「名人」と呼ばれる神業を持った方々が先生をされていました。

みなさま編み組キャリア何十年の大ベテランの巨匠たちです。

はじめましてで、しかも隣町から技を盗みに?!来たような私を、

先生を始め、参加者のみなさまも、それはそれは温かく迎えてくださいました。

質問する以前から実演解説を始めてくださる方、

ひとつの作品の苦労や想いをお話してくださる方、

ご自身が記録したメモを細かく振り返って説明してくださる方・・・

今までの経験や技術を惜しみなく提供くださる金山町のものづくり集団でした。

 

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技を盗むどころか、ちょっと一緒に作ってみた程度ではそんな簡単にできません。

名人を始め、ご先祖さまから何十年と作り続けて大成した金山町のマタタビ細工。

真似しようと始めたところで、研究熱心で粛々と淡々と取り組む大先輩たちは

どんどん次から次に新しいものを生み出していきます。

到底追いつけないよ。

 

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だから、こんなのが作りたい。こうなりたい。の目標なのだ。

持ってるものを全部教えてくれても、前を向いてぐんぐん先を進んでいく

大きな背中の工人さん。

かっこいいよね。

 

 

いつか自分も、こんな追いかけられる目標となる存在に、なりたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島町の立春

 

鬼は外~ 福は内~ ゑびす大黒豆あがれ~~

 

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お隣さんと節分をご一緒させていただきました♪

邪気除けとして、柊にイワシの頭を挿したものを飾ると記憶していましたが、

どうやらここら辺では「たつくり」という干した小魚を大豆の枝の間に挟んだ

ものを家のあらゆる入り口に飾るようです。

 

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大豆の枝をとっておかなかったので、割り箸に挟んでみた。

 

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でっかいエビフライをケチャップごはんで巻いた、洋風の恵方巻

みんなで南南東を向いて頬張る幸せ^^

 

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三島町での生活、浅岐での生活では、みなさん年中行事をきちんと丁寧に

行っていることが、すごいと思うのです。

すでに年が明けてからもいくつもの祭事がありました。

その都度神様にお供え物を用意して、手を合わせて感謝する。

 

実は結構頻繁だし、誰も見ていないし、義務でもないし、

細かい準備は手間がかかるし、やらなくても誰が責めるわけでもない。

それでもこの環境で生活していると、厳しい寒さや激しい雪などによって、

この自然?環境?のおかげで、今自分がこうして生かされていることを

直に実感する。

すると、それを可能としてくれる超自然的な何かに対して、

昔から伝わってきた習慣を引き継いで想いを託していくことは、

大きな意味があるんだろうなぁと、そんなことを感じています。

 

 

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 節分が過ぎ、暦は春となりました。

 

しかし、しかし。。。

浅岐では春の気配なんて微塵もありません。

今年は例年比べでは、結構激しく大雪が降り続く日々となっているようです。

ご近所さまたちは参っていますが、何せ今年が初三島、初豪雪なので、

こんなものなのかな~と、周りから心配されるほどダメージはありません(笑)

 

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連日降り続く雪で、見渡す景色はまさに斎藤清の世界

茅葺き屋根の形を残す屋根には、緩やかな曲線を描いた

こんもりまあるい雪が積もっています。

きれいね~かわいいね~と感動しているどころではありません。

この雪が、危険なのです。

1㎥の雪の重さは300㎏。

でっかい家の屋根の上には、数トンの雪が乗っているのです。

 

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時たまのぽかぽかとした陽射しの日は、要注意。

 

落ちてきたら車は凹むし、下敷きになったら大変。

出入口となる玄関前の雪かたしでも大変ですが、屋根の雪の管理も侮れません。

 

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屋根の雪が落ちてきて、除雪で避けた家の周りの雪と繋がりそう。

繋がってしまうと、雪の重さで屋根が下に引っ張られて、折れてしまうそうです。

 

 

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雪がすべり落ちないところでは、屋根の上に昇って

(というか、2階の窓から屋根に出る?)、

サクッと(実際はこんなに容易でなく、降り固まって硬くて重い)

切って下に落とし、落ちた雪を除雪機で片づけます。

 

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生活工芸館に積もった雪。

下からつんつんしているこの使い方は、雪が落ちてきたら危ないので

正しくはありませんので、ご注意を。

本来は屋根の上に登って、3m~5mくらいある雪下ろし棒で雪を切り落として

いきます。この棒一体なんキロあるのか、持って立つだけでもフラフラしちゃう

くらい重いのです。

先日木ざるを教えていただいた先生が作った作品?です。

 

 

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屋根の雪が落ちた工芸館。大事故現場みたいに雪が倒壊しています。

 

立春となりましたが、2月が三島町の本番です。

これからしばらくが、一番雪が深くなる時期。

深くて厳しいこの冬があるからこそ、あの鮮やかで香ばしい、

華やかで温かい春が、より魅力的でありがたいのだ。

 

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春はもうちょっとお預け。

大雪に負けずに冬を楽しむぞ~♪♪

 

 

 

 

 

 

桐のカリンバ作り

 

地平線へと沈んでいく真っ赤な大きな太陽

遠くに群れをなして悠然と行き交う象やキリンの姿

じりじりと肌を焼く陽射しと頬を過る乾いた熱風

 

目を閉じて耳を傾けると、まるでここは広大に続くアフリカのサバンナ・・・

 

 

 

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そんなはずはなく、22日の夜から降って降って降って降り続いた雪により、

寒晒しが絶好調です。

できあがったマタタビ笊は、雪の軒下に2週間ほど干しておくことで、

乾燥して引き締まるので、目が詰まってカビも生えにくくなるのです。

 

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最近冷蔵庫開けると、あれ、壊れてる?といつも不安になります。

室内はたぶんいつも氷点下(笑)

ストーブの室内温度って0℃以下の表示ってないのかしら。

だっていつも0℃だし。

 

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先日は倒木の影響で朝6時前から浅岐・間方集落は停電しました。

(10時ごろ復旧)

例年のことらしく、ご近所のみなさまは慣れたものです。

ペットボトルにお湯を入れたり、反射板ストーブを出してきたり、

自家発電機を用意したり、豪雪地帯での暮らしノウハウが色々勉強できました。

いやぁ、本当に三島暮らしの何から何まで体験できるなぁ。

 

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一昨年の停電では復旧まで4日かかり、ここら辺の方はその間電気なしで

普通に生活していたそうです。まじ?

でもよく考えると、昔は暖や明かりをとるのも囲炉裏で、

料理やお風呂も薪で、室内温度の方が冷蔵庫より低いし、

実はほんのちょっと前までは、電気ない生活だったのですよね。

電灯、スマホ、パソコン、こたつも暖房もお風呂もトイレも、

ないと仕事も生活も成り立たない現代。

もしかしたら停電生活で、究極のサバイバルスキルを学ぶ機会かもしれません。

(不謹慎でごめんなさい)

 

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さて、そんな極寒豪雪の地にて、アフリカの民族楽器カリンバを作りました。

木ざる作りに続く、ものづくり特別講習の第2段。

木に取り付けた鉄の棒を指で弾いて音を出す、

親指ピアノとかハンドオルゴールと呼ばれているものです。

ポワンポワンと甘くて優しい、とても癒される音を奏でます。

アフリカの数千部族が、それぞれ竹や木などで作っている民族楽器で、

正式には形も材料も音階も決まりはなく、信仰や宗教や風俗によって

それぞれの形状をしている楽器なのだそうです。

それをアフリカを植民地化していたイギリスの会社が、

一定の統一規格?デザイン?で商品化したものが現在一般に知られている

カリンバなのだそうです。

 

 

今回講師をしていただいたのは、先日刃物の研ぎ方を教えていただいた

生活工芸館の木工指導員で、東京の楽器作り学校の先生をされていた

道田昌吾さんです。

有名ミュージシャンのギター等も作っていて、現在は会津桐を使った

ウクレレ等を中心に創作活動をされています。

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楽器のベースとなる箱部分は栃と杉で、鉄棒を設置する部分に桐を使用します。

木の木目は、年輪の間隔が密になるほど低音となるそうです。

カリンバは中心が「ド」で、左右交互に音階が広がっていくので

木目の向きはあまり関係ないそうですが、ギター等では重要なポイントです。

また、音の流れは木の水の流れと比例するので、地面から水を吸い上げる

勢いが強い根元の方ほど、音の反応よいとのこと。

高品質(高価格)のバイオリンなどは、大きな樹の根元60㎝くらいの材しか

使用しないそうです。

 

 

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桐に糸鋸で、音を放出するサウンドホールを開けていきます。

サウンドホールは音質を調整するもので、穴が小さいほど低音になります。

(穴の表面積が同じなら、穴の数は多い方が音が安定する)

サウンドホールを小さめに作って手で押さえて弾くと、

音がわおんわぉんゎぉんってビブラートが掛かったりの細工もできます!

 

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サウンドホールを開けた桐材をベースの箱に接着し、

鍵盤?となる鉄棒を設置していきます。

今回この鉄棒は手作りカリンバキットで購入したものです。

これがひと苦労。

わたくし苦手な科目が音楽と体育で、音程とかリズムとかいうようなものが

一切わからないのです。無能音感。

どれが「ド」なのかも全然わかんない。

 

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調律機をつけて、弾いては鉄棒の長さをミリ単位で調整していきます。

金槌でちょっと叩くと音がズレる。

ほんの、ほんの少しの絶妙な調整がすんごい難しいーーーー。

耳で聞いても高いのか低いのかもわからないわたくしですが、

先生は調律機なしで耳だけでほぼ正確に音階を合わせてしまいました。

なんてこったい。これがプロですね。

 

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もしかしたらはじめて所有するのマイ楽器。しかも手作り♪

(小学生の時のリコーダーと鍵盤ハーモニカ以来?)

楽譜が読めないからなんにも曲は弾けないんだけど、

せっかくこんなに贅沢に雪ごもりできるのだから、

ちょっと練習して、アフリカの温かい音色でこの雪を溶かしてみようかな~♪