自然と暮らしとものづくり

福島県奥会津三島町2017年度第1期生活工芸アカデミーの日々を綴ります

三島人、会津人

さすけねぇ

 

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会津の方言で「大丈夫だ」を表す言葉です。

すでに何度この言葉に救われたことか。

 

手探り状態の生活も、習うがままの畑も田んぼも、はじめての編み組細工も、

思い通りにいかないことだらけの新環境で、何度誰から

この言葉を掛けられたかわかりません。

 

会津の方言は、はじめはすごく聞き取りにくく、乱雑で厳しく聞こえる

表現があります。

しかし、その心は、ものすごく静かで広い優しさに溢れているのです。

 


土曜日の公開講座の参加者さん、取材をいただいたTVや新聞の担当者さん、

県職員で赴任されてきた駐在さんなど、同じ福島県出身福島県内在住の方々が、

三島町の人の温かさについて、ものすごく感動されるのです。


福島県は大きな県で、浜通り中通り会津の三つのエリアに分かれます。

それぞれのエリアで人の傾向が違うようで、人付き合いやその特性もあるそうです。

会津も五町村にわかれますが、それぞれ人柄の傾向があるみたいです。


その中で、会津内外から来た人が、みんな口を揃えて、

この三島町の人の優しさ、心配り、温かさが素晴らしいと、

びっくりしているのです。

確かに、三島町の、特に私たちが日々生活をしている浅岐集落の、

特にお隣ご近所のみなさまは、本当に、本当に素敵な人ばかりです。

なんでみんなこんなに優しいのか、消化しきれないほどのご親切をいただくのです。

良い意味で、受け取り切れないほどいっぱいの、うれしいお節介^^

 

 

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福島TVに続き、田植えの状況をテレビユー福島さんに取材いただきました。

関係者一同で集まり、焼き肉を囲みながらNスタ福島を観て大盛り上がりですww

 

 

なんというのでしょう。

みなさま、気持ちが良い、のです。

意見がはっきりしているというか、裏と表のメリハリが効いているというか、

厳しいことも、面白いことも、さらっとするっとぱきっと伝えてくださいます。

とても歯切れがよいのです。

 

もちろん小さなコミュニティなので、意見が合わずに揉めることも沢山あります。

勝手な印象ですが、良い意味で、みなさん潔いくらいご自身の意見を主張します。

そしてそれを元に、ぶつかり合うのです(笑)

 

これ、実は結構貴重な気がするのは私だけですかね?

物申したいわたくしは、会社勤めをしていたとき、

事なかれ主義といいますか、長いものには巻かれろ主義といいますか、

めんどくさいことは避けたいのか、周囲の意見の少なさにふつふつと

腹立たしさを感じていたりすることがありました(笑)

会社のような大きな組織だからなのか、役職というものからなのか、

真正面から意見をぶつけ合うような現場に出逢うことが少なかったように感じます。

 

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もちろん文句だって悪口だって陰口だってあるのですが、それも含めて、

集落の一員として「協力」していかざる終えない状況。

こんなことが起きたら逃げ出したり、縁切ったり、口を利かなくなりそうですが、

諦めか、同情か、会津人の心底にある、熱くて深い優しさなのでしょう、

集落一帯が「助け合って」生きているのです。

 雪深い会津人の特徴なのでしょうか、一度ご縁が繋がった人に対しては、

なんだかんだといって、とても優しいです。

会津人の我慢強さ、辛抱強さ、愛情強さが、深い雪のもとで生き続ける

大地のように、じんわりじんわりと伝わってきます。

 建前とか虚勢がないのか、素直で純粋な、駆け引きなしの、

とってもきれいな心の人たちなのです。

 

もしかしたら、まだまだ私が見えていないディープな部分があるかもしれませんが、

今のところ、このような素敵な人と出逢えたご縁が、とてもうれしいです♪