自然と暮らしとものづくり

福島県奥会津三島町2017年度第1期生活工芸アカデミーの日々を綴ります

移動図書館と情報の変化

三島町には図書館がなく、町役場の一角に「ゆめぽけっと」という

小さな図書スペースがあります。

児童書だけではなく、小説雑誌新書ビジネス書など、量は多くありませんが

色々なジャンルの本が取り揃えられています。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170530205503j:plain

 

この図書スペースに並ぶ本を入れ替えるために、福島県立図書館から半年に1回、

車に本を詰め込んだ移動図書館が来るようです。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170530205601j:plain

 

この中から大体300冊くらいを総入れ替えします。

今後半年間ゆめぽけっとに置く本を、町の教育委員会職員が選ぶのですが、

同じ人が選んでばかりだと選本が偏るとのことで、

町民の参加呼びかけを町広報で見かけました。

これは面白い!

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170530205640j:plain

 

自分が普段読まないような本も含めて300冊も、好きなだけ選べるのです。

1時間くらいなので、直感で次から次にポンポンと選んでいく感じ。

著者名を除くと、題名とわずかな装丁のみ。

編集工学で学んだ「型」をフル活用して選本してみました♪

お休みの日には、ゆっくり読書を堪能しよう^^

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170530205537j:plain

 


三島町での生活を始めてから1か月ほどが経ちました。

都心から移住してきたことで、情報との距離感というか、

付き合い方というか、ちょっと戸惑っているところがあります。

今の生活をする中で必要となってきたり、入って来る情報が、

すごく小さくて限られたもののような気がするのです。

 


ここで暮らす中では、政治も経済も芸能も流行も世界情勢も、

すごーーく遠くの、まるで異世界の出来事のように感じたりするのです。

もちろんすべてが自分の暮らしに繋がっているはずなのに、

何というのだろう、日々駆け回る無限の情報に捉われたり、

キャッチアップすることに執着しなくても、

平穏で豊かな毎日が得られるというのでしょうか。。。

 

 

むしろ、そのような情報よりも、お隣ご近所さんとの関係や、

日々生かさせていただいている里山の変化状態を感じ取ること、

育てている野菜や土、虫の声を聞くことが、暮らしの充実に繋がっていく

ような感覚なのです。

 

都内で生活しているとき感じていた、すさまじいスピードで動き続ける

情報の渦の中からぽっかり抜け出してしまったような、

なんだかそわそわ、焦りなのかな?不思議な状態です。

 

また、都内にいたときにアンテナを張って回収していた地方集落の情報と、

実際に地方集落で生活する立場から目を向ける社会情勢や社会問題は、

自分自身が受け取る影響も、感覚も、課題意識も、

全然違ったように見えてくることを、ぼんやりと感じ始めています。

どっちも現実だし、この交差点や対角線が、きっと何か明るい

未来に繋がるのではないかなぁと、可能性を感じていたりします。

これは、この1年間で整理していきたい情報感覚だったので、

徐々にまとめて発信していけるようにしようと思います。

 


新聞でもTVでもインターネットでも、情報は無限に手に入ります。

それをどこで、誰と、どのように、どう活かして、どう付き合っていくか、

今自分がいるこの三島町という小さなコミュニティと、

繋がり続ける他地域や世界との間を、行ったり来たりしながら、

心地よいポイントをゆっくり見つけていけたらいいなぁと思います。