自然と暮らしとものづくり

福島県奥会津三島町2017年度第1期生活工芸アカデミーの日々を綴ります

6月10日-11日工人まつり準備

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204003j:plain


6月10日11日に、町を挙げての一大イベント「工人まつり」が開催されます。

これからしばらくは工人まつりに向けた準備が忙しいです。

 

私ははじめてなのですが、この工人祭りがすごいらしい。

1,700人程の町民の町に、二日間で20,000人程の集客!!があるのです。

信号がひとつしかない町で渋滞が起きるとのことww

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204155j:plain

 


三島町の編み組細工の特徴として、作品の卸売とインターネット販売を

していないことがあります。

欲しい人は三島町の生活工芸館に足を運ぶか、工人さんから直接買うか、

1年に1回の工人まつりに来ないと入手できません。

 

デザイン指定の量産なども行っていません。

ノルマや縛りを負うことで、作業を簡略化したり、伝統的で機能的な技を

省略したり、何より工人さんたちが、それぞれの技や心を尽くして

楽しくものづくりをすることを第一優先に、その販売方法にもこだわっています。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204403j:plain

 

だからこそ、同じものはふたつありません。

1点1点すべて工人さんオリジナルの表情です。

ヒロロ細工をしていて先生からも言われましたが、

あまりに正確でキレイすぎるよりも、

ちょっとゆがんでちょっと弛んでいるくらいが、

てづくり感があってちょうどよいと。

基本となる技を徹底し、そこに自分の思いを乗せれば、それが自然と

作品のえくぼのようになって、使い手さんに訴えてくれるようです。

 


町に来て、実際に作り手である工人さんと顔を合わせて、

話をしながら使い手に作品を届ける。

工人まつりにより、冬は雪に閉ざされた地域に各地から人が訪れ、

ものづくりに関する情報交換が行われ、人の交流が生まれ、

新しいものづくりと技の価値が磨かれていく機会になっています。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204713j:plain

 

そのため、工人まつりに来るお客様はかなりコアで、

本気で編み組細工を求める相当熱心な方々が集まるそうです。

この時は、会津若松のまでのホテルも予約が一杯になるようで、

朝の4時くらいから駐車場は満杯、朝早くからすでにお目当ての工人さんの

まわりを物色する人で溢れるそうです。

人気の工人さんたちは、9時の開始10分ほどで完売とのこと(笑)

 

 

そのため、工人まつりへの出店は、クラフトマンの憧れでもあるそうです。

決して安くはない作品ですが、購入したい意欲満々のコア客層が集まるため、

他のクラフト市(代表的だと長野県松本クラフト市など)の

3倍~5倍くらい売れるそうです。

例年150店舗前後が出店で、審査倍率は2倍。

観光がてらウロウロ見て回るような、フェス的な雰囲気ではない様子。

 

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204454j:plain

 

出店場所は生活工芸館前の雑木林と芝生スペース。

ちなみに、毎日お昼お弁当を食べた後、ここの芝生スペースでお昼寝してます。

ぴちゅぴちゅ鳥の声とさわさわ風と葉の擦れる音。

至福の時間です。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204644j:plain


出店区分けと区画番号整理

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204804j:plain

 各出店看板は、三島小学校の生徒デザイン。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204825j:plain

ユニークでラブリーなセンスが光る看板づくり。

 

f:id:seikatsukougeiacademy:20170531204847j:plain

 

私も初めてなので、どんなまつりになるのか楽しみです!

当日はスタッフとして謀殺されてそうですが、

(財布の紐を締めて)優れた作品をじっくり観察・勉強したいです。



ご興味のある方はぜひ遊びに来てください♪