自然と暮らしとものづくり

福島県奥会津三島町2017年度第1期生活工芸アカデミーの日々を綴ります

第2期アカデミー生募集開始

 

平成30年度第2期生活工芸アカデミーの募集が開始しました。

少しでも興味のある方は、もしかしたらこのブログと出逢うかもしれないのかなぁ。

多少好き勝手感想を盛り込みながら、アカデミーの日々を綴っているので

応募の際の参考になればと思います^^

 

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三島町からの募集要項はこちらとなります。

ここで、町の募集意向とは関係なく、第1期として現在受講している立場から、

「私が」感じたこと、思うことを書いてみようと思いました。

 

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編み組細工に興味がある、移住地を探している、

自分を活かせる仕事を探している、農山村生活に興味がある、、、

様々な理由で生活工芸アカデミーに関心を持つ方がいると思います。

 

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私の参加理由は、かなり大きくまとめるとこんなところ。

 

〇 生きること、暮らすこと、働くことについて再考するきっかけ

都内での8年間の企業勤めから、これからの自分の生き方と幸せのあり方を

模索して、自分を見つめ直す機会を求めていた。

 

〇 「自らの手で創る」ことに集中できる環境と機会

買えば簡単に手に入る「もの」を、原料から作る工程に興味があり、

料理も裁縫も雑貨も、自分でものづくりをする時間が何より好きだが、

忙しない日常でどれもが中途半端な自分に抵抗があった。


〇 自然の恵みに溢れた環境での暮らしへの憧れ

自然が好きで、季節の変化がうれしくて、そのサイクルの中で

生きていることを実感できるような生活をしたい。

 

このような点から、転職やら結婚やら移住やらを検討していたところ、

ふとしたご縁でこの生活工芸アカデミーに参加することとなりました。

 

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5月の開始から約4か月が経とうとしています。

そして日々、参加した理由と目的が、じわじわと、着々と叶えられつつあります。

今、わたしはとても幸せです。

 

具体的にこれができるようになった、これが手に入った、というような

ことではなく、自分はこういうことが好きだし大切で、

いいところも悪いところも含めてこういうことを感じる人間で、

これからこのようなことを大事にしていこうという、

すごくシンプルで当たり前の生きる指針?核?のようなものを

丁寧に確認して、積み上げられて行っている実感があります。

 

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三島町としての、編み組細工技術の継承や、町への移住定住など

様々な期待があることは十分に感じております。

 

しかし、私が現時点でこのアカデミーに参加してよかったと感じ、

次期生以降の方に参加をおすすめしたいと思うのは、

この環境での暮らし、町のたくさんの人との交流、

農作業や森林作業、ものづくりに関わるあらゆる作業、

それに携わる工人さんたちの哲学、歴史や伝統が培ったものへの敬意など

すべての一連から、自分と向き合い、もしかしたら今まで

出逢えなかったり、気づくことがなかった大切なことに出逢えるかも

しれないという機会としてなのです。

 

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こんなの、人によってどんなところにあるかなんてわからないし、

どんなところにでもあると思うのですが、

もし、参加にあたってこのアカデミーの内容に少しでも興味を持ち、

何か惹かれるものがあるとしたら、目的が明確ではなくとも、

ここでのこの暮らしや生き方から、これからの何かが見つかるかもしれません。

 

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正直、現段階だと、このまま三島町に居続けるのか、

期間終了後の仕事はどうするのか、編み組細工とどのように関わっていくのか、

不明確な未来に向けて漂っている状態でもあります。

 

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ただ、なんとなく見えてしまう5年後に、理想が見えない不安の中

働いていた東京での暮らしと比べると、

日々の暮らしを着実に噛み締め楽しんでいる現在は、

見えない未来への不安より、充実した毎日がとても幸せなのです。

 

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そんな三島町の毎日が、きっと半年後、1年後の自分を作って、

来るべきワクワクした未来に導いてくれるのだろうと信じています。

 

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重ねて言いますが、アカデミーには何の保証もありません。(と私は感じる)

町としてもまだまだ立ち上がったばかりの制度なので、

アカデミー終了後のフォローについては模索段階なのだと思います。

だからこそ、三島町が誇る莫大な魅力を秘めた編み組細工の発展に貢献できるし、

これからの三島町の未来への挑戦のチャンスが溢れていると思います。

 

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たくさんの好奇心、挑戦、迷い、旅…

アカデミーの存在を知ったラッキーなひとに、

無限の可能性に溢れた三島町との出逢いがありますよう。